鹿児島名物サワーポメロの正体-未知なる鹿児島図鑑⑤

鹿児島県は本州の最南端ということもあり、独自の文化が目立つ。
でもみんな知らない。未知なる鹿児島の実態に迫る!
インタビュアー:ももか
ゲスト:ちーず
-県外のみんなが知らなくて鹿児島県民が知っているものを教えてください。
最近、県外の人が知らなくてビックリしたのが「サワーポメロ」です。
-聞いたことないですね!お菓子の名前みたいですね。
これは果物です!みなさんの地域でいうところの文旦の1種ですかね。
文旦とサワーポメロの違い
-じゃあ、文旦の呼び名が違うだけ?
そうでもないみたいです。文旦のうちの一つ大橘(おおたちばな)のより良いものを改良したものとして生まれたのがサワーポメロなので、厳密にいうと違います。晩柑の王様とも言われて、最近はふるさと納税で人気の商品になったりしています。
-今、調べてみました。高級なものは2022年の予約分がネットで販売されてますね。人気なんだ!
はい。僕の住んでいるいちき串木野市はサワーポメロの産地なので、割と食べることができますが!
サワーポメロという名前は昭和60年に全国でネーミングを募集して決まったそうです。爽やかで甘酸っぱい味から「サワー」と文旦などの果実のことを「ポメロ」ということから決定したそうです。
サワーポメロの味
-実際味はどうですか?
その名の通り、甘酸っぱいのですが、爽やかさもあっておいしいです。あと、柔らかくて果汁が多いのも特徴です。
-うわあ。食べてみたいな!
今はネット販売もありますからぜひ!
-グレープフルーツに似てるけど違うの?
はい。グレープフルーツとは違う文旦らしい甘さなんです。こればっかりは食べてみるしかないです。
-買ってみたいと思います!ありがとうございます!
ちなみに、大橘は熊本が生産量一位で、そこはまた違う名前「パール柑」という名前になっています。鹿児島は生産量2位で、サワーポメロという名前です。熊本のものとも少し味が違うので、ぜひサワーポメロを食べてみてください。