島根若者紹介~自給自足青年~後編

若者図鑑のナリです!

自給自足をしている人に聞いてみた! 

取材日:2021年1月23日


【どういう人なの?】


河野成祥さん。通称なるさん。島根県吉賀町在住。もともとは大阪在住で大学生まで普通だったのだが、就活を境に自転車で日本一周し、その時訪れたきっかけで吉賀町での自給自足を始める。

【どんな生活?】


起きる時間や寝る時間は自由。


野菜も育ててるかと思ったけど、なるさんは主に野生動物の駆除に力を入れているそう。
そうやって仕留めた肉を、地元の人の野菜とを交換するんだって。


コンビニやスーパーまでは車で数十分かかるし、

テレビの電波や携帯の電波が届きづらい。

ケーブルテレビが必須。

家は月々1万円の賃貸だったのを、

50万円で購入したそう。

賃貸料も大家と話をして値引きしたとか、

土地代込みの一軒家を50万円で買えるというのも、

田舎ならではの大きな魅力だよね。

【お金事情は?】


主な収入源は自分で経営している「和食工房」のかき餅。税金や年金も払ってるみたい。


また、害獣駆除にも自治体から謝礼金をもらえる仕組みになっている。

具体的には、猪は6500円、猿が2万円といった具合らしい。

ただ、エンカウント率が低いため、一流の猟師でも獲れるのは3匹程度だそう。


そんななるさんだが、実はお金を見るのが嫌いみたい。そのため支出と収入は全て自動化。
山奥に住むと俗世から切り離されて、

高尚な精神領域に達するのだろうか。

【自給自足とこれからの日本 一億総自給自足社会へ】


筆者はなるさんに似た事例を一つ知っている。書籍として出版された山奥ニートである。彼らはNPO財団が主導となって和歌山県の山奥にある廃校に、都会暮らしに疲れたニートたちが集うという活動をしている。
そういう話もあってか、コンクリートのビルに囲まれて息苦しいマンションの一室で過ごしていくのは、ヒトとして、生物として不自然ではないかと僕は思うようになりました。
そして南海トラフ地震や新型コロナウイルス、食糧自給率の低さ、煩雑な人間関係、騒音、そして何より地域の絆の無さ。都会に住むリスクは年々あらわになっているような、そんな気がする。
しかし、都会で生き都会で死ぬ以外の選択肢を見出せないまま自殺する若者は後を絶えません。コロナで失業する人も増えています。なるさんは、人生で一番ダメなのは自殺だと語ります。
「就職して会社に入る選択は毎月固定給が入ってくるから楽だ。自営業は自分で全部やらないといけないし、責任は全て自分。自分が自給自足を始めるにあたっても親戚から止められた。でもそれで折れてるようじゃ、何やっても続かない。」
また、彼は非常に現実思考で、自給自足は自営業がうまく行かなかったときのためのリスクヘッジとして捉えている。
またこれは筆者の独断だが、生活保護と地元住民の助けを借りれば、収入がなくても案外やっていける気がする。少なくともネットカフェに住むよりはるかに安い。

【もし明日日本が世紀末に陥ったら? 素人が自給自足して生き延びる】


あながち昨今の情勢を見ていれば、的外れではないだろう。

●そこで素人が自給自足スキルを身につけるにはどうしたらいいか聞いてみた●

そうしたら面白い答えが返ってきた。

なるさんは子どもの頃からよく両親にキャンプに連れて行ってもらったそう。

そこで学んだサバイバル術が今に活きている。(本当はUSJに行きたかったそうだが笑)

そういう経験もあってなる氏は、キャンプ、具体的には火起こしを覚えることを勧める。

ライターやマッチすら使えない若者も多い中、暖をとったり調理に使える火起こしは確かにマストスキルだ。

繰り返し使えるメタルマッチをおすすめされた。

【まとめ】


生活様式に始まり、我々の価値観までも大きく変えてしまったコロナウイルス。
リモートワークに伴うノマドワーカーの増加や、関東の大学への出願率低下の懸念など、
東京一極集中から地方移住の流れが来ているのは間違いない。
少なくとも、国が悪い・会社が悪いと他人のせいにしていては、人生何も変わらない。
狩りを通して「命をいただく意味を知る」

そんなリアルモンスターハンターが島根の山奥で生き生きと生きていた。

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